【明治神宮野球大会】富士大と桐蔭横浜大が準決勝進出、富士大・多和田投手が無安打無得点

 明治天皇御生誕160年記念第43回明治神宮野球大会の第2日は11日、東京都新宿区の明治神宮野球場で行われ、大学の部では富士大と桐蔭横浜大が共に初の準決勝進出を決めた。また富士大の多和田真三郎投手(1年・中部商)が国際武道大戦で無安打無得点試合(打者27人、球数119球、奪三振9、四死球2)を達成した。同大会での無安打無得点試合は平成3年の第22回大会に慶應義塾大の若松幸司投手が広島経済大戦で達成して以来21年ぶり4人目の快挙。

▽2回戦
神宮球場第3試合
国際武道大(関東5連盟第1代表)
000 000 000|0
011 000 01X|3
富士大(東北3連盟)
【国】●江川、玉造-長澤
【富】○多和田-君島

 富士大は2回に根本の適時打で先制、3回には君島の犠飛で1点追加、終盤の8回には再び君島の犠飛で追加点を上げ、投げては先発の多和田が四死球2個を与えただけで無安打無得点試合を達成、初出場でベスト4入りを決めた。国際武道大は多和田の前に打線が完全に沈黙、出した走者も併殺と牽制で刺され打者27人で抑えられた。

神宮球場第4試合
大阪体育大(関西5連盟第1代表)
100 100 000|2
000 301 01X|5
桐蔭横浜大(関東5連盟第2代表)
【大】●松葉-田中
【桐】小野、○上田-氏家
【本塁打】喜納(桐・4回3ラン)
【三塁打】大畑(大)
【二塁打】大畑(大)

 降りしきる雨の中で行われた第4試合は桐蔭横浜大が2点リードされた4回に喜納の3ランで逆転、6回には西潟の内野安打で1点、8回には喜納の犠飛で1点追加し、守っては5回途中からリリーフした上田が好投、粘り強い投球で逃げ切り初のベスト4入り。大阪体育大は1回に大畑の二塁打で先制、4回には吉川の適時打で追加点を上げたが、先発の松葉がリードを守りきれず逆転負けを喫した。
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